計算方法と根拠
容器の数の求め方
容器の数 = 総量 ÷ 容器1個の容量 を切り上げた値です。たとえば 2500ml を 800ml の容器に分けると 3.125 なので、4 個必要になります。最後の容器に入る量は 2500 − 3 × 800 = 100ml です。
保存の温度のめやす
厚生労働省の「家庭でできる食中毒予防」は、冷蔵庫は 10℃ 以下、冷凍庫は -15℃ 以下に保つことをめやすにしています。細菌の多くは 10℃ では増えるのがゆっくりになり、-15℃ では増えるのが止まりますが、死ぬわけではありません。
小分けと温め直し
同じ資料は、残った食品は早く冷えるよう浅い容器に小分けして保存すること、温め直すときは十分に加熱し、めやすは 75℃ 以上であることを示しています。このサイトは容器の数を出すだけで、保存できる日数は示しません。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| 総量÷容器の容量 | 作り置きの総量を容器1個の容量で割った値です。小数点以下が残るときは、最後の容器が満杯にならないことを表します。 | ratio = total / cap |
| 必要な容器の数 | 総量÷容器の容量を切り上げた個数です。 | cnt = ceil(ratio) |
| 満杯になる容器の数 | 総量÷容器の容量を切り捨てた個数です。 | full = floor(ratio) |
| 必要な容器の数(結果) | 総量÷容器の容量を切り上げた個数です。 | cnt |
| うち満杯になる容器(結果) | 総量÷容器の容量を切り捨てた個数です。 | full |
| 最後の容器に入る量(結果) | 総量から、最後の1個を除く容器をすべて満杯にした量を引いた残りです。容器の容量と同じなら、最後も満杯です。 | total - (cnt - 1) * cap |
| 保存の維持温度のめやす(以下)(結果) | 選んだ保存先の、厚生労働省が示すめやすの温度です。 | if(place == 1, fridgeMax, freezerMax) |
| 温め直すときのめやす(以上)(結果) | 残った食品を温め直すときの、厚生労働省が示すめやすの温度です。 | reheatMin |
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
| 項目 | 値 | 出典 | 時点 | 見直しの周期 |
|---|---|---|---|---|
| 冷蔵庫の維持温度のめやす(以下) | 10℃ | 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防」(ポイント2: 冷蔵庫は10℃以下。ページに最終更新日の記載なし) | 2026年10月29日 | 年 1 回、厚生労働省のページの改訂を確認(次回見直し 2027年10月1日) |
| 冷凍庫の維持温度のめやす(以下) | -15℃ | 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防」(ポイント2: 冷凍庫は-15℃以下。ページに最終更新日の記載なし) | 2026年10月29日 | 年 1 回、厚生労働省のページの改訂を確認(次回見直し 2027年10月1日) |
| 残った食品を温め直すときのめやす(以上) | 75℃ | 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防」(ポイント6: 温め直すときは75℃以上。ページに最終更新日の記載なし) | 2026年10月29日 | 年 1 回、厚生労働省のページの改訂を確認(次回見直し 2027年10月1日) |
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 作り置きの総量 | 100〜50,000ml | 3,000ml |
| 容器1個の容量 | 100〜5,000ml | 500ml |
| 保存先 | 冷蔵庫 / 冷凍庫 | 冷蔵庫 |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 容器の数と量は、入力した容量に料理をちょうど満たす前提の計算です。実際は、汁気やふたの高さ、容器の八分目などで入る量が変わります。
- 保存できる日数は、家庭向けの公的な数値を確認できないため示しません。作った日と保存の状態を記録し、においや見た目に違和感があるときは食べないでください。
- 温度は厚生労働省が示すめやすです。食品の安全を保証するものではありません。